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少予算で起業・独立開業に成功する方法 
Vol.10

ブタ箱の教訓


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 こんにちは。

 「起業・独立開業“成功”委員会」
 ( http://www.1-japan.com )の砂原 正樹です。


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      ムショ暮らしなのに高給を貰う?

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前回、こんなお話しをしました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ――――――――――――――――――――――――――――
   10年近く前。
 ――――――――――――――――――――――――――――
   私の友人が、交通違反に端を発し警官と押し問答。
 ――――――――――――――――――――――――――――
   ⇒ その末に、とうとう“逮捕”されちゃった。
 ――――――――――――――――――――――――――――
   ⇒ ブタ箱で2泊3日の「ご宿泊」をすることになった。
 ――――――――――――――――――――――――――――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ・・・というお話しです。


 そこで、この事件に関して、あなたに問題をお出ししました。

============================================================
Q.ただの「交通違反」だけで済んでいたはずなのに、
「ご宿泊代」
というおまけまで払うハメになった私の友人。

  この私の友人が、「別荘」で「ご宿泊」をしている間に
稼いだ金額は一体いくらだったでしょうか?

  ――――――――――――――――――――――――――
  (ヒント : 当時の彼は、自営で仕事をしていました)
  ――――――――――――――――――――――――――
============================================================

 という問題で、答えは・・・

「ゼロ」


 というものです。


 こんな解答だったので、

    「ふざけるなー! もうこんなメルマガ解除してやる!」

 と、あなたに怒られたところで前回は終わっていました。

 ごめんなさい。 

 実際、解除しちゃった人がいっぱいいます。ゴソっと。

 でも、あなたはまだ解除してなかったみたいですね。
 良かったです。

 これから、硬軟織り交ぜながら核心に触れていきますので。

 あなたに怒られちゃったから・・・というわけではないのですが、
 この問題に関連した「必読書」として、あなたに4冊の本をご紹介
 しました。

 ●『成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語
   (神田昌典 著)

 ●『なぜ春はこない?』(神田昌典 著 / 来夢 監修)

 ●『人生を成功に導く星の教え 』(来夢 著 / 神田昌典 監修 )

 ●『数の歴史 ― 知の再発見 』 (ドゥニ・ゲージ 著)

 まさか「まだ読んでない」なんてことないですよね?
 もし「まだ」なら、すぐに読んだほうがいいと思います。
 (本当は自分以外には読ませたくないんですが)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■「ブタ箱問題」から学びたい ちょいと大事な教訓
――――――――――――――――――――――――――――――――

 あなたは、この「ブタ箱」の問題で、「ゼロ」という答えがすぐ
 に出ましたか?


 ・「うーん、一体いくら稼いだんだろう?」
   と、解答そのものを考える。

 ・「なら、どうやってブタ箱で金を稼いだんだ?」
  と、稼げたことを前提に手段を考える。

 ・「そんなの“ゼロ”に決まってるじゃん」
   で終わる。

 ・答えを知るまで、なんにも考えない。
 
 ・そもそも考えようとしない。

 ・っていうか、問題を見ていない。 


 ・・・等々、いろいろあろうかと思います。



 「いくらでしょうか?」と聞かれれば、普通は「1」以上の数を
 連想します。
 
 まあ、この問題の場合は「いくらだったでしょうか?」なんて聞
 く出題者側(つまり、私のこと)が悪いわけですが。

 それでも、「ゼロじゃダメ」ということはないのです。


 そうです。 発想力です。


 「予測が大事だ」ということは良く言われます。


 私も、大事だと思います。


 私も、もっともっと予測力をつけたいと思います。

 しかし、そのための「発想力」も大事です。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■「ゼロ」の存在
――――――――――――――――――――――――――――――

 「いくらでしょうか?」と聞かれれば
 「30万円」とか「100万円」と答えたくなります。

 でも、少なくともあなたは「ゼロ」という数が“存在すること”
 は知っているわけです。

 ならば、当然、答えに「ゼロ」という可能性もあるはずです。

 にもかかわらず、もしあなたがこの「ブタ箱問題」で、
 「答えが“ゼロ”である」
 という可能性を全く思い付かなかったとしたら・・・

 それは
 「こうだからこうに決まっている」
 という固定観念にとらわれていたのかもしれません。
 

 逆に、「ゼロに決まってんじゃん」と思われたのなら、それは
 逆の固定観念にとらわれていたのかもしれません。

 この場合は「ゼロ」が正解だったわけですが、

 「ブタ箱に入ってたらカネは貰えん」
       ↓ 
 「だからゼロに決まってる」

 というのも、固定観念です。


 いえ、いいんですよ。

 この「ブタ箱問題」はただのシャレですからね。

 こんな問題、正解か不正解かは、どうでもいいんです。

 別にこんなくだらない問題でマジになって正解を出す必要なんて
 ぜんぜんないですよね。

 ただ、考え方として、あなたにいろんな可能性を“発想”して
 もらいたいと思ったんです。


 あ な た が 、ど う い う 発 想 を し た か ?


 これだけが、大事なんです。


 そう考えると、古代インド人って、すごいですよね。

 誰かが「ゼロ」を“発想”するまでは、「ゼロ」は存在すらして
 いなかったワケです。(当たり前ですけど)


「ゼロ」が「存在していない」なんて言うと、何だかヘンな気が
 しますが、実際、「何も存在しない」という状態を、誰かが
 「0(ゼロ)」という数字で表すまでは、

    「ゼロという“存在”が“存在していなかった”」

 ってことですよね。


  ・・・私、頭から煙が出てきました。


 その存在しない、「ゼロ」を発見、あるいは発明したわけです。
 やっぱり、すごいですよね。

 あなたには、こんなトンでもない“発想”ができますか?

 私はできません。(少なくとも今のところは)

 「ゼロ」という発見・発明・・・「発想」によって、人類の歴史
 は大きく大きく変わりました。


 まさに、“発想力”の勝利です。


 もし、今の私たちが「ゼロ」のない世界に住んでいたら・・・

 そういえば、コンピュータって、1と0で出来てるんですよね。
 ということは、もちろんパソコンなんていうものもありません。
 あるわけないですね。
 
 ということは、あなたとこうしてコンタクトを取ることも出来
 なかったわけです。
 
 ということは、とても悲しいことですね。


 今ある、あんなこともこんなことも、みんな「ゼロ」があったか
 らこそできていることなんです。
 
 私があなたとこうして出会えたのは、古代インド人のおかげです。


 古代インド人さん、「ゼロ」を発想してくれてありがとう。


 ●『数の歴史 ― 知の再発見 』 (ドゥニ・ゲージ 著)


 インドは偉大だ、と思います。
 ゼロが生まれた国でもあり、仏教が生まれた国でもあります。
 最近のインドもえらいです。
 映画『ジュラシックパーク』もインドのCG技術がなかったら、
 完成できなかっただろう、なんていわれてました。

DVD『ジュラシックパーク 』



 今後のインドにも、まだまだビジネスチャンスが転がっているか
 もしれませんね。
 (もうそれで儲けている人はいますが)


 あなたのビジネスモデル、ビジネスプランはどうですか?

 あなたのビジネスデザインは、どうですか?

 こんな「ゼロの“発想”」・・・できているでしょうか?


 さて、話が大きくなりすぎてしまったようです。

 あなたのビジネスに使える「予測力」と「発想力」の話でした。
 そろそろ、現実に戻りましょう。

(・・・以下次号)

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