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　こんにちは。

　「起業・独立開業“成功”委員会」の砂原 正樹です。


　かれこれ１０年近く前の話です。

　大学の友人が、なんと“逮捕”されました。


　　　　　　　　　　　　“逮捕”です、タイホ。


　“逮捕”と言っても、殺人や強盗をしたわけではありません。
　
　
　コトの発端は、よくある「交通違反」です。　


　あなたにも、一度や二度は、ご経験があるかもしれません。

　あなたは普通に車を運転しています。

　すると、死角からおまわりさんが現れます。

　「はい、違反ね。罰金○万円。毎度ありー」ってヤツです。

　「えーぇえええ、ウッソーぉ」ってヤツです。

　「こんなところで、そんなイチャモンつけて違反切符きるの〜ぉ？」
　っていうヤツです。


　　　　　　　「だって〜」


　　・「黄色でマジで止まったら危ないじゃん、カマ掘られるじゃん」

　　・「ホントに制限速度なんか守って走ってたら迷惑じゃん」　


　その手の、ヒジョーに理不尽な交通違反です。

　それでも、普通は素直に罰金を払います。

　いくら納得いかなくても、理不尽でも、違反は違反ですからね。


　　　　　　　　しかし、その私の友人は違いました。

　
　あまりに理不尽だったそうです。納得いかなかったそうです。

　あまりの理不尽さに、おまわりさんにタテ突いたのだそうです。

　とはいえ、もちろん、「即タイホ」とはならなかったようです。

　いくらタテ突いたからといって、いきなり逮捕はしません。

　おまわりさんも、そこまではしません。

　かなりの押し問答があったようです。


（以下、彼の証言による過度に演出を加えた再現です）


　友人　「冗談じゃねー、こんなことで違反切符なんか切るなよ」

　警官　「でも、違反は違反だからね」

　友人　「常識的に、そりゃおかしいんじゃないか」

　警官　「でも、違反したのは分かってるよね」

　友人　「だからって、それで罰金まで取るのか？」

　警官　「それは、違反したんだから、規定通り払ってもらわなきゃ」

　友人　「俺は払わねーよ」

　警官　「ダメだっつーの」

　友人　「ダメだっつーのが、ダメだっつーの」

　警官　「じゃあ、タイホしちゃうぞ」

　友人　「それはもっとダメだっつーの」

　警官　「そんなこと言ってるとタイホしちゃう、っつーの」


　・・・で、ついに「“逮捕”されちゃった」というワケです。
　（もちろん、実際はこんなふざけた会話だったはずはありません）

　結局、彼は別荘（別称「ブタ箱」）に「ご宿泊」
　をすることになりました。

　たしか、2泊3日くらいのご宿泊プランだったと記憶しています。

　もちろん、最後には罪状をすべて認め、罰金も払いました。　

　ただの「交通違反」だけで済んでいたはずなのに、
　「ご宿泊代」というおまけまで払うハメになったのです。


　さて、ここであなたに問題です。

　この私の友人が、「別荘」で「ご宿泊」をしている間に稼いだ金額は
　一体いくらだったでしょうか？

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